排除する情報 (HearingPoint.com)
- February 3rd, 2002
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耳が悪い人がつけている補聴器。そして、今までの補聴器といえば耳につけて周囲を音を増幅する、といった機構のものが主であった。ただし、HearingPointの補聴器はちょっとした発想の転換によって今まで実現しえなかった劇的な効果を生み出している。
HearingPointの補聴器はネックレス型の機器と従来型の耳にはめる形状の補聴器からなる。ネックレス型の機器は着衣の上から装着することができ、六つのマイクが装備されている。そのマイクが周囲の音を拾い、デジタル合成して無線で耳の補聴器まで音を飛ばす、という仕組みである。
そして、このシステムが画期的なのは「周囲の音をその方向によって重み付けをし、必要のない情報を排除している」という点である。人は無意識にではあるが横や後ろの音は殆ど無視している(特に意識していない限り)。したがってHearingPointも六つのマイクの方向によって正面の音はより大きく、横や後ろの音は遮断して、周囲の音を補聴器にまで届ける。
この仕掛けによって本当に聞きたい音だけを聞くことができる。単純ではあるがこの仕組みは軍隊におけるレーダーにも活用されている手法である。
本当に届けたい情報だけを届ける、ということは、要らない情報を排除する、ということである。そんな単純な真理にHearingPointは気付かせてくれた。
インターネットビジネスにおいても「何に興味があるか」ではなくて「何に興味がないか」を顧客から得る仕組みが必要なのかもしれない。もしくは興味がないことを簡単に排除できる仕組みが今だからこそ必要なのかもしれない。
管理人の独り言『ネットゲーム』
友人とインターネットカフェでゲーム対戦。ネットワークゲームはおもしろくて良かったは良かったのだがすっかり3D酔い。あれに慣れないうちはバーチャル人間にはなれないなぁ(意味わからないけど)。
今日の運動記録
腕立000回、腹筋000回、背筋000回やりました。