ビジネスの常識とマーケットの常識 (Babylon.com)
- July 28th, 2000
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私事ではあるが、父は昔、翻訳ソフトウェアの開発を行っていた。自分が小さいころは家に翻訳機のプロトタイプがおいてあって、よく英語の宿題などをやらせてみたものである。拙いタイプ技術でもその魔法のような技術に魅せられて一生懸命英文をタイプした思い出がある。思えばそのころから機械が好きになったのかもしれない。
最近はそのような翻訳技術も市販の翻訳ソフトに収まるようになり、あんなに働いていた父の努力が1枚のCDROMに収まったのをみると、ちょっとだけ複雑な心境である。
Babylonではそのような流れをさらにすすめて、WEB上で無料の翻訳サービス及び翻訳ソフトウェアの提供を行っている。現時点においては、英語から12ヶ国語への翻訳が可能である。また、TEXT-TO-SPEECHエンジンを加えて翻訳結果を発音までしてくれる。さらに「数値」や「時間」まで「翻訳(数値の単位変換、時差の計算)」してくれる機能もついている。Babylonがサポートする12カ国語の中には当然日本語も入っている。下手な市販ソフトよりもこれは便利である。
ビジネスの公用語は英語であることは疑いようのない事実になりつつあるが、そのビジネスが対象としているマーケットで使われているのは必ずしも英語ではない。
ビジネスの世界の「常識」とマーケットの「常識」にはまだまだ大きな乖離がある。その乖離を埋める一つが翻訳サービスであるが、まだまだ他にもこのような乖離はあるに違いない。そこにビジネスチャンスがあるような気がしてならない。
管理人の独り言『複雑系』
もともと科学少年だったが、ふと思いついて再び化学系読書再開。エントロピー増大の世界において生命などは、なぜ秩序が保たれる方向に動いているのか、深遠だ。
今日の運動記録
腕立000回、腹筋000回、背筋000回やりました。